乗り物絵師 轟友宏は神戸芸術工科大学在学中に阪神大震災を経験しました。
震源の目の前に住んでいた彼は今でも海からの地鳴りの音を鮮明に覚えているそうです。
一方で様々なスタイルに挑んでいた彼は震災によって方向性が定まったとも話します。
「あの経験によって時間が有限だということを猛烈に感じたし、一生をかけて制作活動していくのなら自分は作品を見てくださった方が不快になるものは作りたくない。楽しくポジティブに感じられるものを作る!そう決めました。」
彼の個展のタイトルはいつも「Happy Drive!」みんなで共に前に進んでいきたい、というメッセージも込められています。